脳の発達にいい

脳の発達にいい

0歳から3歳の子どもについて、「子どもの育ち・発達」とは、脳の成長、発達と考えてよいものです。

脳の発達の分野でみる「子どもの育ち・発達」

「子どもの育ち・発達」を脳の発達の分野でみると、大きく3つに分けられます。

  1. 運動(身体の動き)の発達
  2. ことばの獲得とことばを手段とする思考の発達
  3. 意識的な精神つまり意思の目覚めの発達

1.~3.それぞれの発達の特徴を見ていきましょう。

1.運動(身体の動き)

物をつかんだり、腕を伸ばしたり、何かをつかんだりするすべての行動のことです。
運動を子どもが獲得するためには、脳の運動野の発達が関わります。
脳

運動野の脳内の神経細胞どうしがつながり、さらに神経細胞に電気信号が瞬時に流れるようになってはじめて、身体の動きを獲得できるようになります。

2.ことばの獲得とことばを手段とする思考の発達

脳の中の、言語野の発達が関わります。

3.意思の目覚めの発達

脳の中の、前頭葉の発達が関わっています。

1.~3.すべての発達に関わることですが、脳の中に電気信号が流れるためには、子どもの自発的な活動が不可欠となります。
また安定的に電気信号を流し、なめらかな動きを獲得するためには、子ども自身の自発的な練習の繰り返しが何よりも大切になります。

自発的な練習の繰り返しにより、脳の神経細胞の髄鞘化が進み、神経細胞間の電流が多く流れるようになるからです。
シナプス

母性は愛に溢れています。

子どものことを考えて心地よく生きていってほしいと願わない人はいないでしょう。

ただし、よかれと思って大人が手を貸すなどの行動の中には、子どもの育ち、脳の発達からするとよくないことがあるのですね。

大人は子どもの育ちについて知り、子どもへの援助の仕方を少し知ってから、子どもと接してみると、子どもの成長の発見に出会う機会が増えるかもしれません。日々の喜びが増えますね!

子供が料理をしている写真

「脳の発達」によい子どもへの援助の仕方とは

  • A.子どもが活動しやすい環境を整えること
  • B.子どもが環境に興味を持つような行動を自ら行うこと
  • C.子どもが自主的に何かに取り組みはじめたときに見守ること

何かをやらせようとするのではなく、子どもが自らこの社会に適応し、自己を実現するお手伝いをすることが大切なのではないでしょうか。

昔ながらのおんぶは高い位置でおんぶができるので、赤ちゃんの吸収する情報量がとっても多いものです。興味を持つ対象が増えることから、赤ちゃんの脳の発達にもよいといえます。

「母は良き運搬人であれ」とモンテッソーリ女史は言っています。まだ歩くことのできない子ども達は自分のいる環境を選べません。よい環境のところに運んであげることが大人の仕事です。

自然の中にいる赤ちゃん
自然に触れる赤ちゃん

また、毎日の暮らしの中で得られる感覚の他に、ぜひ感じさせたいのは、自然体験の中で得られる感覚です。水、砂、石、草花、太陽、風、空など、自然は子どもたちに素晴らしい感覚体験を与えてくれます。
大人もリラックスをして、愛情あふれた心地よい雰囲気でたくさんの感覚体験に連れ出してみてください。

詳しい講座を企画しています。
開催日などはホームページに掲載します。
ぜひ、チェックしてみてください。