Cカーブを維持できる

新生児の頃の背中の形

新生児の背中の形を見てみましょう。
アルファベットのJやC型と言われるような、緩やかなカーブを描いています。

胎児・新生児 生後3か月 生後1歳すぎ頃~立って歩く頃 成人
新生児の頃の背中の形 生後3ヶ月頃 生後1歳すぎ頃~立って歩く頃 成人の頃
赤ちゃんは子宮の中では、丸くなって成長しています。 生後3か月頃から頸椎にくぼみができはじめ、首が据わります。 生後1歳すぎのよちよち歩きの頃に、腰椎にもくぼみができ、歩けるようになってきます。 10歳から13歳ごろにかけて、背骨のS字カーブが完成します。

赤ちゃんは子宮の中では、丸くなって成長しています。生まれてすぐの新生児期から首が据わるまでに、この後湾をしっかり保つと、よちよち歩きを始める頃には、腰椎に前湾ができはじめ、アルファベットのS字湾曲の形となります。この背骨の形ができてはじめて、安定して歩けるようになります。

おんぶのできる首の据わったころの赤ちゃんの背骨は、まだ完全なS字曲線を描くことができません。抱っこの体勢で背骨をそらした形で抱かれている状態よりも、おんぶの体勢で背骨を丸めた形で負ぶわれている状態の方が、赤ちゃんの自然な背骨の形に添った体勢といえるでしょう。赤ちゃんの自然な体勢を維持できると、赤ちゃんは安心して過ごすことができますね。

人間の赤ちゃんは、他の動物の赤ちゃんに比べて、身体の神経回路の発達が未熟な状態で産まれてきます。脳の容量が多くなった人類特有の神秘的な進化です。身体の全細胞はそろっていても動かせないということの比喩として「人間は生理的早産である」「精神的胚芽」で産まれると言われています。
新生児期から3歳までの間に、身体の内側から働く宇宙のプログラムによって赤ちゃんは全身の神経回路をつなぎたい、スムーズに動かしたいという欲求に動かされます。

赤ちゃんは生まれてきた後に、自身の身体の動きを完成させます。この欲求を満たせる環境を用意することがわたしたち大人の仕事ともいえるのではないでしょうか。

生まれた後の赤ちゃんの子宮は、地球全体です。抱っこをするときは、大人の腕の中でまんまるく抱っこを、少し大きくなったら、背中越しに地球の豊かな環境を体験させに連れ出しましょう!

詳しい講座を企画しています。
開催日などはホームページに掲載します。
ぜひ、チェックしてみてください。